水素事業への取り組み

改質器

水素は、高温の炭化水素と水蒸気から触媒反応によって作ることができます。以下はメタンの水蒸気改質の反応式です。
改質反応
メタン以外のプロパンなどは、前の工程として加水分解すると、メタンと同じ反応になります。
ここで問題なのは、入れたメタンと同じ量の二酸化炭素が発生してしまうことです。
化石燃料を元に水素を作っていては、燃焼させるのと同じ量のCO2が発生しますので、CO2削減になりません。
そこで注目されているのが、皆さんの出した下水道残渣や家畜バイオマスからの水素改質です。これらはグリーンエネルギーとして、CO2削減に貢献すると考えられています。
糞尿などを微生物発酵させると、発酵メタンができます。二酸化炭素や水蒸気も多く含まれていますので、メタンだけを残すためにCO2分離膜で純度を上げます。改質器を通ると、メタンは水素と二酸化炭素になり、水素分離膜によって99.99%の水素ができます。これを圧縮機で圧力容器に詰めて保管し、燃料電池用に使用します。