東京貿易メカニクス株式会社

ペンタフレッシュ

ペンタフレッシュ

悪臭物質の着臭剤で使用されている成分(特に二硫化メチルなどの硫黄化合物)は非水溶性分であり、同臭気に対しては一般的な消臭剤(物質濃度低減剤・マスキング剤)の使用では対応が困難でした。
それは着臭剤で使用されている成分は一般的に臭気閾値が低く、少量でも悪臭を感じてしまうため、悪臭のニオイが強く、香料によって官能的に緩和する「マスキング剤」と呼ばれるものでは、限界がありました。また、そもそも悪臭物質自体は無くならないため、臭気の改善は限定的です。
【除臭剤 ペンタフレッシュ】は、硫黄系化合物(二硫化メチルなど)に対して、それらを除去し、濃度低減及び官能的改善の相乗効果によって臭気を改善する、空間洗浄剤です。

特長

  • 硫黄系化合物(二硫化メチルなど)に対し、特殊な技術(マイクロエマルション技術)によって高い洗浄効果があります。
  • マスキング剤とは異なり、硫黄系化合物(二硫化メチルなど)の濃度低減及び官能的改善効果により臭気改善します。
  • マスキング剤とは異なり、硫黄系化合物を『除臭剤 ペンタフレッシュ』にて溶解し除去することで、消臭対象物への濃度低減と官能的改善効果により臭気改善します。

適用対象

  • 硫黄系化合物(二硫化メチルなど)による発生源
  • 消臭対象物(バルク・ボンベ等の容器内部)に付着している硫黄系化合物が混合したドレン液

使用方法

  • 薬剤を硫黄系化合物(二硫化メチルなど)による発生源に対し均一に噴霧・散布してください。
    (例)悪臭発生源(ドレン液)が残存するボンベやバルクに薬剤を噴霧して使用する。
  • 推奨希釈倍率:5倍~10倍程度
  • 悪臭発生源(ドレン液)に対し、原液換算で※10倍以上を目安に使用する事で効果が得られます。
    ※ドレン液の性状によって使用量が異なる場合があります。
  • (1)希釈した薬液をスプレーイングなどでドレン液にあてて、ドレン液を溶解させてください。
    (2)対象物内の薬液を出来る限り脱臭液タンクに戻し、消臭効果の確認をお願い致します。
    (※ 消臭効果が少ない場合、(1)の作業を繰り返し実施して下さい。)
  • 繰り返し使用している場合、薬液が失活している可能性がありますので、薬液の外観及び濁度が、範囲外(半透明液~不透明液もしくは濁度200以上)になっていないかご確認をお願い致します。
  • 薬液の外観及び濁度が範囲外となった場合、薬液の全量交換をお願い致します。

ムシュウゲンY220-GCのご使用判断基準

  ご使用可 ご使用可
(ご使用不可付近)
ご使用不可
ドレン液
外観 黄色~褐色透明 黄色~褐色半透明 黄色~褐色不透明
濁度 62 151 204

取り扱いの注意

  • 弊社発行の安全データシート(SDS)を熟読の上、ご使用ください。
  • 粘性があるため、噴霧使用の際は希釈してご使用ください。
  • 希釈にはなるべく清澄な水をご利用ください。効果の失活に繋がります。
  • 希釈後の薬剤は速やかにご使用ください。
  • 原液は粘性があるため、循環使用の際は希釈してご使用ください。

包装形態

  • 18kg(1斗缶)