東京貿易メカニクス株式会社

付臭・脱臭装置

ポンプ式・(キャビネット式)


付臭装置

付臭装置は、無色無臭の製造ガスに臭いを付ける装置です。元々ガスには臭いが付いていません。よって、漏洩した際に早期発見し、未然に事故防止を図るため、人間が危険を感知できる臭いを付けることが法律で義務付けられています。東京貿易メカニクスは、長年の経験と独自のノウハウを用いて、全国各地で多数の納入実績があり、業界内でも高いシェアを誇っています。

ポンプ注入方式


標準仕様の寸法例(mm)
W1400×D900×H1800
定量ダイヤフラムポンプを使用し、付臭剤を直接ガスに滴下させて注入する方法です。現在最も主流の付臭方式で、全国100カ所以上への納入実績があります。
特長
  • ステンレス使用により、耐食性、耐久性に優れています。
  • 低圧から高圧まで、ニーズに合わせた設計ができます。
  • 水素ガスにも対応しています。
  • 大容量3000L~7000Lの付臭剤タンクも可能です。[オプション]
  • 設置スペースに合わせてベース寸法を調整します。[オプション]
  • 脱臭装置と一体にしたユニットも可能です。[オプション]
  • 流量計、差圧伝送器等の計装機器にも対応します。[オプション]
  • アキュムレータ(脈動防止用)も設置できます。[オプション]

蒸発式・(キャビネット式)


標準仕様の寸法例(mm)
W1100×D800×H1800
付臭剤の蒸気を製造ガスに混合させる方法です。
特長
  • ステンレス使用により、耐食性、耐久性に優れています。
  • 動力を必要としないため、比較的安価な方式です。
  • 寒冷地ではヒーターを設置しタンクの温度設定を行うことで、蒸発量の調整ができます。(オプション)
  • ニードル弁で流量の調整が簡単にできます。

液付臭方式

液付臭方式とは、原料であるLPGの液中に直接付臭剤を注入する方式となります。プロパンエアー事業場などで使用することでき、ガス所定の付臭剤濃度の付臭剤量をLPG中に注入するため流量調整等は不要です。

非常用付臭装置

東京貿易メカニクスは、災害時や不足事態においても付臭の継続を可能にさせるため、可搬式の非常用付臭装置を設計・製作・販売しています。非常用付臭装置の設計においては付臭剤滴下圧力・流量・接続形式・運用方法・付臭継続時間等の条件を考慮し最適な仕様を提供いたします。

特長
  • 可搬式のため移動運搬が可能です。
  • ポンプ式、加圧式等の付臭方法を選択できます。
  • 防爆対応が可能です(ポンプ式)。※加圧式は電力不要
  • 定格消費電力は16W~となり小型ハンディ発電機での運用も可能です(ポンプ式)。
  • UN規格可搬タンクを装置の付臭剤タンクとして運用することも可能です。
  • 様々なニーズに対応し、唯一無二の非常用付臭装置を設計します。

脱臭装置

活性炭を使用し、ガスの臭い成分を吸着する装置です。
付臭室内や大気放出ガスのにおいをなくします。

特長
  • 処理ガスの流量や付臭剤の種類に対応したバリエーションがあります。
  • 付臭装置と一体にしたユニットも設計可能です。
  • 処理量の多い大型の容器にも対応しています。
  • 円筒堅置型・角型カートリッジ式の2種類があります。

円筒竪置型

角型カートリッジ式

付臭滴下監視システム

付臭/付臭設備は、「ガス工作物の技術上の基準に定める省令」第22条により、供給ガスに適切な付臭が義務付けられています。
付臭液滴下状態の確認は、目視による人為的な対策、付臭設備の改善対策として、流量計の取付によるものがあげられます。
今回ご提案する「滴下ユニット画像監視システム」は、目視による人為的な対策を発展させた未付臭ガスへの対策となります。

特長
  • 遠隔地における付臭滴下状態の監視が可能です。
  • 映像による滴下監視だけでなく、動体検知により滴下状態を監視し、警報、メール等での異常発生報告を可能とするサービスです。
  • 各種付臭剤、添加割合、ガス流量追随に応じた最適ソフトウェアの開発を目指しています。
  • 用途に合わせた最適のサービスを構築いたします。

供給ガスの未付臭を防ぐ

滴下ユニット画像監視システムの提案

供給ガスの未付臭・過付臭を防ぐ

滴下ユニット画像監視システムのメリット

サービス内容

お客様が安心してご使用いただけるように、万一に備えたサービス体制を整えています。